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東京社会保険協会の広報ページには 下記のような「柔道整復師の施術における現物給付について」 の項目がありました。 現在では削除されましたが、厚生労働省が安倍政権において 推奨している内容と同様のものです。 「柔道整復師の施術における現物給付について 保険者と柔道整復師の団体との間に協定または契約が締結されて いる柔道整復師の施術を受けた場合、被保険者証を提示し、被保 険者が請求するべき療養費の受領を委任することにより、実際には 現物給付と同様に一部負担金のみを支払えば給付が受けられ ます。」 一言?で言うと、「治療代金を先に全額支払って、後日支払った 保険料金分の70%を払い戻してもらうという手間のかかる 療養費扱いの接骨院施術を、患者さん側からの要求に答え 利便性を考慮し不公平感をなくすため、患者さんの同意のもと 委任払いという方式を採用したのです。 そして、白紙委任という商習慣が接骨院では長年に渡って 慣習となっていたのです。 その商習慣は認められ続けていたことを保険協会が、 証明していたのです。 ですから、安心して白紙に捺印されてサインされて結構です。 違法ではありません。 本来は法的には療養費なのですが、東京都社会保険協会 のような現行の法律を遵守する組織は 柔道整復師の施術における「現物給付」と銘打ってあります。 現物給付は医科の保険証だけで診療を受けられるものを 指します。 したがって、白紙のレセプトにサインか捺印でもかまわない という安倍政権下において厚生労働省が推進している制度を 東京社会保険協会も認めていたことになりますね。 (もちろん、請求部位は口頭でよろしいですので確認されること。 通院回数は、必ず毎月記録として保存してください。 接骨院でのレセプト白紙委任は対応の遅れた保険制度 を補う商習慣として成り立っているものです。 @厚生労働省の指導のように「一部負担金のみ窓口で支払って 下さい」、 A接骨院は犯罪者だと広報し被保険者をミスリードしようとしている 健康保険組合側が言うように「治療が終わるまで治療代金を全額 支払、患者さんのレセプトチェックが終わるまで診療報酬請求用紙 (レセプト)にサイン捺印してはいけない!!」 と言うのであれば、接骨院も患者さんも 困ってしまいますね。 だって、中にはレセプトのチェックサインの為だけに、接骨院に 月初め赴かれることが不可能な方々だって必ず出てくることは 明らかだからです。 (こんな当たり前のことを、皆様にご説明しないといけない世の中、 間違いなくモラルの崩壊現象が発生しているとしか考えられ ませんね。 社会的責任のある組織が、不正や間違いを犯す世の中です。 医師の不正請求が社会的問題となったにもかかわらず、 政府は不正請求の温床システム「出来高払い制度」を 堅持させました。 柔道整復師養成専門学校の規制が裁判により違法だと判決が 下りましたが、規制の正当性必要性を訴え上告をしなかった 当時の小泉・竹中政権。 規制緩和という美名の基、国を混乱に陥れてしまいましたね。 当然の結果、医師達が堅持させた不正請求温床システム保険を取り扱う 接骨院は急増し、 当然の結果、不正請求額も「出来高払い制度」の宿命として 正比例し不正請求は急増してしたのでしょう。 不正はいかなる時でも許されることではありません。 しかし、政府の責任 日本医師会の責任には何ら触れず、ただ 悪戯に接骨院に不正の全責任を押し付けるマスコミ、健康保険 組合に対して憤りを禁じ得ません。皆さんはどのように思われ ますか。) また、保険診療制度は、患者さんがお金を支払って運営されている 患者さん主体の制度です。担当する医療機関によって、差別や 不公平感があってはいけませんね。 憲法でも「法の下の平等」は謳ってあるのですからね。 ちょっと事が大げさになりましたか? いずれにせよ不正請求が増えているとしたら、その責任は現行の 「出来高払い制度」という改革の必要な現行の診療報酬請求 制度を堅持している、またドイツ方式などを参考にし改革を行って いない国側にこそ大きな責任があります。 不正は許されるものではありませんが、 国側の責任には何ら触れず、接・整骨院に不正の全責任を押し付ける 各種健康保険組合の恣意的な広報が目につきます。 薬を使わない医療は、21世紀世界の医療先進国では有効性のみ ならず、経済的にも見直されています。 どうか、引き続き鍼灸・柔整 接骨院整骨院を応援して ください。 |
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