今週のトピック!   
 ★膝の水腫(腫れ)  
 ○ 腫れた膝の状態は?

関節軟骨の変性を基盤として、半月板、関節包、滑膜、靭帯、筋肉、そして

骨質へと進む変性、炎症、委縮などが、当疾患の病態とされています。

線維性軟骨の半月板損傷は、若年者に多く、よほど激しいスポーツや

事故などの強い外力が加わらない限り、手術適応にはならないとされて

います。半月板の外縁部は、豊富な血行支配を受けており、小さな損傷や

断裂は自己修復できます。


変形性膝関節症は関節面軟骨の変性

によるものが引き金となり発症する

ものですが、この軟骨は、半月板外縁部同様、

正常な状態においても

摩滅と修復を繰り返しています。

ところが、何らかの原因で、この摩滅と修復の過程に不均衡が生ずると

初めて、病的状態が発生します。


この、何らかの原因を、漢方針灸医療理論では、脾の働きが悪くなった

為と判断し、その治療を行います。


漢方針きゅう治療は?

★漢法針きゅう理論では

膝に溜まった水は炎症を鎮めるための 消火活動の一環

として とらえています。

痛み症状には0.3秒で解熱鎮痛剤を処方され、

痛みや諸症状を全て悪いものと誤解させられた現代人は

膝の水がなぜ溜まったかを理解できず、すぐ抜かなくては

いけないと誤解してしまいます。

整形で膝にたまった水を取ること自体には、よほど痛みが強い時の

応急処置以外に、意味はありません。


★漢法針きゅう医療では、水腫は 脾 の症状ととらえています。

漢法の脾とは膵臓のようで膵臓だけではありません。

脾は運化をつかさどります。

すなわち、膝関節疾患で考えると、膝に水(関節液)がたまらないように

代謝をうながす働きをしている臓器と考えています。

また、脾は中州元気をつかさどります。

すなわち、成長発育機能を主っているのです。

脾の働きが衰えている人は、脾の働きを正常にもどさないと  水腫(膝に水がたまる症状)は治らないと考えているのです。

脾の働きの衰えを東洋医学針きゅうの診察方法で見つかれば

お手伝いができます。


是非一度、「水がたまって抜けない。膝に注射はいやだ。

何度も何度も水腫を繰り返す。」という方は是非当院にご相談ください。

ただし、酒・アルコールは止められない。

お仕事で膝に過度な負担がかかり、安静療養する時間さえないという方は

当然治療成績は悪いですが、絶対治らないというわけではありません。

とりあえず、当院で、できるだけ早く受診されることをお勧めします。
 
   
 利府 花園接骨院  
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