間接的治療?
★当院では、体表(皮膚)にあるツボを使った治療も
  「間接的治療」と言います。
要するに、「間接的治療」とは、直接的に病巣や患部に治療を施さない治療を言います

★当院は、外傷 スポーツ傷害も当然適応疾患ですので、
骨折・脱臼の応急処置の場合に限り必要に応じて直接的に整復する
場合があります。

しかし、他の疾患に対しては当院の治療は、接骨院という恐いイメージとはほど遠い
体にやさしい間接的治療を用いています。


ツボ医療は基本的には保存療法(メスを使わない非観血的治療)で、間接的治療です。
ツボとは体表に存在し、薬で手術で直接的に症状を治す治療法ではありません。
★ツボという体表のスイッチを操作して回復力をパワーアップし、自律神経を調整し、患者さんの
回復力で怪我や病気を治す治療法です。

ツボ治療(針治療など)は
21世紀世界の医療先進国が治療効果を認め、遅ればせながら薬中心の日本も、
民主党政権となり統合医療の一つにこれから組みいれようとしている医療の一つです。

これまでの国策による風評や見た目とは違い、専門家が扱えば医療効果の大変高い、
しかも大変安全な治療の一つです。

戦後、薬剤医療以外 保健適応を正式に認めないという長年に渡る日本の
貧しい医療行政が施行継続されました。
我々鍼灸師と、ごく一握りの医師が守って来た日本の針きゅう治療。
自民党政権による国策で現在今なお多くの日本の方々が誤解されているように、
戦後アメリカのGHQが外見だけで野蛮な行為として禁止ししようとした日本の針きゅう治療。
アメリカでは針治療は行われていなかったのですから、マッカーサー元帥も
日本で針きゅう治療の光景を目の当たりにした時は、驚きのあまり、口にしていたパイプの
煙で咳き込んでしまったのではないでしょうか。
そんなアメリカが、伝統ある日本を差し置いて
1997年疫学調査の結果、針治療の医療効果を認めた声明を全世界に向けて
発表しました。
(声明が出された当時、我々鍼灸師は嬉しいような残念なような大変複雑な思いに
かられました。

今、その波は全世界に行き渡ろうとしています。
21世紀、柔道整復師(接骨院)の薬を使わないメスを使わない保存外傷治療・捻挫治療
ツボを使った医療(針きゅう治療など)は、予防医療としても
コストパーフォーマンスの高い
世界に誇る薬を使わない伝統医療の一つなのです。


例示:
関節疾患に対して
       @直接的治療:ブロック療法(注射) *カイロプラクティック 整体。
       A間接的治療:ソフトカイロ 鍼灸治療 操体療法 指圧 按摩 各種物療機器。
       
筋肉疾患に対して
       @直接的治療:筋肉弛緩剤など 鍼灸治療(筋肉に刺す) 
                    ストレッチ 按摩 マッサージ 各種物療機器。
       A間接的治療:操体法 鍼灸治療(皮膚のみに刺す)) 
内臓疾患に対して
       @直接的治療:薬剤療法 手術療法
       A間接的治療:鍼灸治療 指圧 按摩


★当院は、
操体療法 あん摩 マッサージ 指圧 
現代物理療法治療(低周波・中周波・高周波治療 超音波 ソフトレーザー 
              マイクロカレント:微弱電流など)
東洋物理療法治療(針・3000年前のハードレーザー治療?)など
による治療です。

★当院は開業以来無資格のカイロプラクティック風の治療は行っておりません。
脊椎矯正は各種自律神経疾患を治療する上で大切なことですが、
リハビリ運動やソフトなツボ刺激で可能となっています。
危険を犯してバリバリ捻らなくても矯正は可能です。

ここで近年問題となっている無資格の民間療法。
その治療行為の中に危険な施術行為が含まれているのに、カイロプラクティックの
本場アメリカと違い、
この国では誰でも無資格で行えるカイロプラクティック風の行為。
当然の結果、被害者の方々がいっこうに減少しない問題の行為に対して
一言?も二言?も触れておかないといけません。

カイロプラクテック風
とは、正式なカイロプラクティック施術ではないという意味で、
近年、カイロ施術と称して悪戯にバリバリ捻り、器質的傷害・長期に渡って生活の質
を低下させる傷害を発生させる似非カイロプラクターの行うものを指します。

正式な正しいカイロプラクティックを批判したものではありません。
日本には本場アメリカのような正式な脊椎矯正のカイロプラクティックの教育機関は
限られており、その危険性の高い手技を多様する傾向にあることから
日本の厚生労働省は医療として
代替医療として正式に認めていません。

★当院の民間療法に対するこれまでの対応・姿勢
当院のこれまでのスタンス(姿勢)としては、民間療法というものは社会のニーズに応じて
健康食品と同様に医療と伝統的代替医療(針きゅう・柔道整復:接骨院)を補う
存在として必要なものであろうと考え様子を見させていただいていました。

★「もう、黙っちゃいられん。」
しかし、施術と称して危険な要素を含むカイロプラクティックが無資格で容認され続けた
当然の結果として、当院でも
被害に遭われ来院される方々がいっこうに減少して
いません。

似非カイロプラクティックを受け
傷害を負わされ生活の質が低下し失業を余儀なくされた方々、
成長期という骨が脆弱な時期に骨盤がずれているから、足の長さが違うからと言われ
悪戯に捻られ続け傷害を受け、学業も満足に継続できなくなった症例等に遭遇すると、
ながつま厚生労働大臣ではありませんが、
「もう、黙っちゃいられん」という
状況になり、当頁で公表し、
手始めにカイロプラクティック初心者講座を下記に記しました。

★カイロプラクティック講座開設の目的は

@一般の方々に、カイロプラクティック施術の一部の施術が、
なぜ危険性があるのか高いのかを理解していただくことです。
素人の方にも分かりやすく御説明しました。(初心者講座を
参考にしてください。)
過誤のデータも参考にしてください。
傷害データ診断名は当院が長年に渡って御協力いただいている医療機関
の専門医が出したものです。
また、本来医療として扱われる治療 危険性のある施術を含む行為が
無資格で公然と許されているという日本の医療制度の貧しい現状を
認識していただくことです。


Aまた、無資格であろうと国家資格を所持されておられようと、
安易に取りいれている方々が、今後より安全な正しいカイロ施術を
していただくために、危険な施術を回避するために
御参考にしていただければと願って開設いたしました。

★当院のこのような広報は一接骨院として行ってはならない。?!!
本来は国がちゃんと調査し、そのデータに基づき的確な対応をとるべきものです。
このような広報は営利目的の営業活動と誤解を受けやすく、一接骨院の行う
べきことではありません。
しかし、厚生労働省の特別研究班報告が出されて以降も
何ら具体的な的確な対応が取られない現状において、被害者の現状を目の当たりに
し「もう黙っちゃおれない」と判断しました。
一国家資格者として、また医療機関の御協力を戴きながら地域医療の一翼を担って
いるものとして、この度 当ホーム頁にて公表することにしました。
平成22年2月吉日記す




*カイロプラクティック初心者講座

捻挫の発症原因と定義の一つに
「強い力が関節(骨と骨の間)に加わり
発生する急激な捻れ、あるいは激しい力による関節周辺の関節包や
靭帯の損傷をいう。」というものがあります。

★要するに、無理な力を関節に加えると、捻挫を起こしますよ、関節が大なり小なり
 損傷を受けて炎症を起こしますよ腫れますよということです。

したがって、関節や関節のある背骨(首・背中・腰)に直接強い力を加え,悪戯に
毎回のようにバギッ(クラック音)と音をさせる施術は、被害臨床データからも
間違いなく無理な力を関節に加えている可能性の高い行為であり、
軽くても捻挫傷害を引き起こす危険性が高いものです。

同様の首への操作は、首の捻挫傷害のみならず、首を通っている椎骨動脈・静脈という重要な
血管(心臓と脳をつないでいる)を傷つけ(裂傷)、重篤な身体障害につながる危険性があります。

手足の神経症状の無い場合、非炎症性疾患と判断が出来る場合。
厚生労働省特別研究班報告にもある椎間板ヘルニアなどの疾患が無いと確認できる場合。

その施術によるリスクを越えた有効性があると判断できる場合にのみ
骨折や脱臼の整復操作同様 高速圧迫捻転的な他動運動であるカイロ的施術は
基本的には1回のみ許される施術だと判断しています。
過誤のデータからも当然、悪戯に、毎回のように行ってはいけない施術です。
*カイロプラクティック中級者・上級者講座

捻挫の概念:
1、狭義の捻挫 sprain strain:骨と骨の間におこる急激な捻(ねじ)れ、あるいは
激しい外力による関節周辺の関節包や靭帯の損傷(断裂、半断裂、弛緩)をいう。

2、広義の捻挫 distorsion
基礎的状態(姿勢、体位、上下肢の形態、作業の型、運動の特殊性、関節の
形態や運動制限など)のもとに種々の外力(直達、介達)、自己運動が加えられ、
各部に損傷障害を残すもの。


解剖学的運動学的見解

脊椎:背骨の運動
(1)脊椎(背骨)は頚椎 胸椎 腰椎 仙骨からなる。
  椎骨が重なり脊椎を形成している。
  二つの椎骨をワンブロックとし、三つの関節でつながっている。
  @椎間板関節(頚椎はルシュカ関節を含む) A左右椎間関節 計3個

椎間関節の向きは脊柱の部位で異なり、運動許容性も異なる(図4-111)


頚椎・胸椎・腰椎の運動能力
@頚椎:屈曲 伸展 側屈 回旋が可能である。
A胸椎:側屈、ある程度の屈曲・伸展が可能であるが、胸郭という単一構造としての
運動であるため、その許容量は小さい。
B腰椎:腰椎の椎間関節は水平面に対しては直角に、前額面に対しては45度の傾き
を持つ、運動は屈曲・伸展・側屈は可能であるが、回旋はほとんど出来ない


回旋出来ない回旋能力の無い腰を無理にバリバリ捻ったらどうなるでしょうか。
上の図5を見れば誰でも分かりますね。
関節軟骨を痛めるでしょうし(捻挫)、力しだいでは下関節突起の受け皿の
上関節突起が折れてしまいます。骨折(分離症)してしまいますね。

頚椎の解剖:
頚椎は他の胸椎 腰椎と違い特殊な関節構造を有している。椎間関節以外にも
ルシュカ関節を有するが、このルシュカ関節も椎間関節として論じられることが多い。
また、
頚椎は心臓と脳をつなぐ大事な血管 椎骨動脈が鎖骨下動脈起始部から
起こり、第六または第五頚椎の横突起の穴である横突孔に入り、順次上位の
同孔を上行し、大後頭孔から頭蓋腔に入り脳に血液を送っている。
この構造が、実はカイロ傷害という傷害の因果関係 病機に密接に関与している。
すなわち、動脈が通る骨の穴(横突孔:約3oの骨の厚さ)が5〜6oの間隔で
連なり重なっている。長い一つの骨の管に血管が通っているのではないこと、
このことが
実は重大な傷害発生の要因ポイントとなる。
頚椎の運動で回旋(左右に回転させる運動)運動が、しかも捻転力を瞬間的
に与えられると、椎骨動・静脈は5〜6o間隔で骨の穴を通っているため、回旋運動が
血管には過剰な剪断力(例えば血管の限局した部位に、相反する平行した二つの力が密接
に強く働いた時に、その二つの力の相接する部分に起こる力)と、伸展力となり血管の
損傷裂傷を招く。
若い柔軟な血管だと発症例は少ないが
、中年以降の動脈硬化の起こっている
血管はカイロプラクティックの捻転施術で血管損傷を起こす発生率は高くなる
ことが推測される。

(静脈は第一〜第7頸椎横突孔を通っている)
特に上部頸椎領域は脈管損傷がより多く報告されている。
糖尿病を基礎疾患に持っておられる方も要注意となる。
もちろん、頚椎も回旋能力があるとはいえ、炎症期に強い力を加えられると
関節炎・捻挫を悪化することは誰でも容易に推測できる。
なぜなら、炎症疾患の治療は、消炎鎮痛治療であり安静が基本養生となるからだ。


カイロプラクティック風施術による傷害
は、捻挫傷害の定義にもあるようにカイロプラクテック施術のアジャスト、スラストという
急激な捻れ、捻れと伸展あるいは激しい外力を人体に加える施術によりおこりうる傷害で
あることは狭義の捻挫の定義からも誰でも容易に推測できるものです。

ここで、もう少し、詳しく分析してみましょう。
東京都教職員互助会 三楽病院整形外科部長 
佐野 茂夫さん著書「やさしい腰痛」の中になぜ
カイロプラクティック風施術が問題となるかヒントとなる
一文があります。
ご紹介します。
カイロプラクティック風施術を行っている施術者の方は
是非参考にしてください。

「モビライゼーション(授動術)とは生理的限界まで
動かすものであり、マニピュレーションとは
超生理的領域まで動かすものである。
関節の可動域には、まず自分で動かすことができる
自動的可動域があり、さらに押し込むと(捻ると)これを超えて、他動的可動域(捻転域)に
入る。
この他動的可動域までが生理的限界であり、弾性の抵抗を感じる。
さらに力を加えると、ボキッという音と共に急に可動域が広がり、
生理的限界を超えた超生理的領域に入る。
この超生理的領域までが解剖学的限界であり、靭帯、関節、骨などの解剖的構造
により強くブロックされ越えられない。
しかしそれ以上のきわめて強い力が働くと、解剖学的構造を破壊してこれを超え
靭帯損傷や脱臼が起こる。」
モビライゼーション マニピュレーション アジャストメントという用語の定義に関して
はさまざまなものがありますが、人体に加わる外力のレベルにより分類した解釈です。

しっかりした技術を会得した人によるカイロプラクティック施術は、首(頸椎)以外だと
超生理的領域と呼ばれる捻転角度までの捻り技であり、それを超える必要以上の
捻りを加えると当院に駆け込まれてこられた被害者達のように解剖学的構造を破壊され、
捻挫、靭帯損傷や脱臼、骨折、椎間板ヘルニア傷害となる。
首への捻り術は、解剖学的にも生理的領域においても動静脈裂傷のリスクは
否定できません。
しかし、確かな技術を会得するまでには、術者は試行錯誤と数多くの被害者が必要とされる
技術かもしれません。

また、生理的限界までのモビライゼーションであっても、訳もなく悪戯に施術の
度に繰り返し行うと、生理的限界を超え解剖学的構造を破壊する可能性は
否定できません。
特に、成長期の関節構造の脆い青少年への繰り返される施術は
モビライゼーションといえども、高速圧迫運動的施術は安易に行っては
いけないものだと当院の被害者データからも強く推測しています。

我々柔道整復師は、骨折 脱臼の応急処置に限定し、整復という強い外力を
加え施術するケイスがあります。
しかし、その整復によるリスク傷害を越えた意義が整復にある場合のみ
行えるものなのです。

アジャスト スラストという高速圧迫捻転的な他動運動であるカイロ的施術は、
カイロの施術の中でも
一番ダイナミックでデモンストレーション効果の高い施術です。
歩行動作 ADL1レベルの腰痛症でも、腰部後方要素を開大させ
アジャストすることにより、椎間関節の滑膜のインピンジメントを解消することで
劇的に腰痛が取れることがあると聞きます。
インピンジメントと判断診断することは、アジャスト施術でスクリーニングして
初めて判明する症状とも言えます。
腰痛症がいつもインピンジメントによるものとは限りません。
しかし、カイロプラクティック風施術者は、二度目のインピンジメントを追い求め
悪戯なアジャスト施術をつい繰り返してしまうようです。
同様に、そのような経験をした患者は、低レベルの解剖学的構造の損傷を受けていても
一日でも早く症状が改善される同治療に走ります。
症状さえ改善されれば治ったと錯覚するのが素人判断に多いからです。
しかし、被害者データから推測できることは、カイロ風施術の場合は
患者の症状如何にかかわらず、悪戯に生理的 解剖学的限界を超えた施術
を繰り返し、解剖学的構造を破壊していることが強く推測できます。

カイロプラクティック風施術の場合、下記のリスクがあり、傷害につながることを認識
出来ないでいるからです。
@ 捻挫傷害 A骨折傷害 B ヘルニア傷害
 
特異的腰痛症、特異的脊椎疾患以外であるなら、
ほとんどの場合安静療養とツボ医療(針麻酔)か、消炎鎮痛剤併用
療法とリハビリ運動で、そしてブロック注射で寛解治癒に至ります。
以上の治療でも改善されない場合に限り、リスクを越えた凌駕できる治療効果が
期待できるケースの場合、

そして、患者さんが施術により発生しうる傷害を納得できる場合に限り
カイロプラクティック風的ダイナミックなマニピュレーション施術は行っても許される
施術
かもしれません
。(カイロプラクティックのマニピュレーションではありません。)

カイロドクターによるカイロプラクティックでさえマニピュレーションは
上肢・下肢神経症状・肋間神経症状 炎症症状のある場合は絶対行っては
いけません。ましてや、カイロプラクテック風施術者で診断能力の無い人や
神経症状・炎症症状が理解できない方は
行ってはいけないリスクの高い施術となるのです。(カイロプラクティックの医学書
:カイロプラクティック総覧にも記載されてあります。)


終わりに
繰り返しますが、当講座は、正式なカイロプラクティック施術を
否定批判したものではありません。

ちゃんとした診察診断の基に、またしっかりしたリスク管理のもとに
行われる施術を否定など出来ようはずがありません。

どのような職業でも同業間で優劣があります。
医療と名のつくものには効果があればあるほどリスクを伴うものです。
したがって、リスクを出来るだけ最小限に抑えるために国が基準を設け
国の行政機関の管理のもとに医療・代替医療は行われているのです。
その基準となるものが国家資格です。
医師が中心となって看護師・理学:作業療法士など医療従事者達が行うチーム医療。
鍼灸師・柔道整復師の行う伝統医療(針きゅう・柔道整復:接骨整骨)などです。

カイロプラクティックという施術もこれまでお伝えしたように施術の中に直接的治療であり、
施術により捻挫発症等のリスクを伴う施術が含まれており、
当然医療として扱い、国家資格を制定しリスクを出来るだけ抑えるようにすべき時期に
来ているものと考えます。

国家資格者でも、医療過誤のリスクはあります。
したがって、さらなる医療改革が必要ですし、個々の資格者は
研修制度を通してより良い知識と技術の習得に努めなくては
いけないのです。
それが、地域医療を担うということではないでしょうか。
カイロプラクティック施術の危険性を知らないまま教えられないまま開業された方々、
また治療の幅を広げようと安易に採用された有資格者の方々は
当講座でマニピュレーションのリスク 危険性を認識していただければ
幸いです。
マニピュレーションテクニック(アジャスト・スラスト)は
診察機器(X線診断装置)の備わったアメリカのカイロドクターでも、
徹底した診察(画像的、解剖学的、運動学的、神経学的)の基、
診断を下しその是非を決めるものです。
しかし、それでも過誤が起きるテクニックの一つです。
カイロプラクティックも様々なテクニックがあります。
当講座を読まれ、心当たりのある方には、
今後は細心の注意を払われ、能力に応じた、資格に応じた
危険性の無いテクニックを中心に施術される様願っています。
そして、今後は一件でも多くの医療機関からコンセンサス(同意)を
得られる施術の提供に努められ、地域医療の一翼を担っていただければ
幸いです。(医師の御協力を御指導を受けながら行うことで、自分の施術の評価
をしていただけます。これは新しい治療を安全な治療を普及させて行く上で
大変大切なことです。)


参考文献
@カイロプラクティック総覧 スコット・ハルデマン原編著 
 P483〜P501 P554
A筋骨格障害系理学療法学 居村茂幸編 P235〜P245
Bやさしい腰痛 佐野茂夫著 P44〜P45

C基礎運動学 中村隆一 斎藤宏著 P234〜P249
D関節運動学的アプローチ AKA 博田節夫著 P40〜P87
Eクリニカルカイロプラクティックテクニック KimD.christensen,D.C.著
  「訳者の序言」
Fモビリゼーションテクニック ジョン・ブラックマン カレン・プリップ共著

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